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ChatGPTで志望動機を作成する方法

ChatGPTで志望動機を作成する方法

2023.09.19

就職活動や転職活動を行う上で、どの企業でも聞かれる志望動機。

合否を左右する重要なポイントの一つですが、志望動機を考え、文章にまとめるまでに時間がかかる人も多いかと思います。


今回は、注目を集めているChatGPTを活用して志望動機を作成する方法を紹介します。


ChatGPTとは

アメリカのOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットボットで大量のデータから学習するため、人間が書いたような文章の生成や要約が可能です。


現在、ChatGPTはアカウントを作成すれば無料で使用することができます。

ChatGPTで志望動機を作る方法

ChatGPTで志望動機を作成するおおまかな流れ次のとおりです。


①プロンプト(命令文)を指定する

ChatGPTに志望動機の文章を書いてもらうために、まずはプロンプト(命令文)を入力しましょう。

プロンプトを正しく書けるかどうかで、仕上がりの精度も一定レベル以上のものが作成可能です。


命令文(プロンプト)の〇〇の部分を自分の条件に変更して質問してみましょう。


≪例≫

■指示書

あなたは転職希望者です。

以下の条件で内定がもらえる志望動機の文章を作って下さい。


■条件

・文字数:400文字程度

・応募先企業名:〇〇

・応募先企業URL:〇〇

・応募する職種:〇〇

・現在の職種:〇〇

・応募先企業の職種:〇〇


送られてきた文章が自分の思っていたものと違った場合は、さらにプロンプトを追加する必要があります。


過去の体験談などを入れると精度の高い志望動機を作成することができますが、一度で多くの要素を詰め込まずに、作成された文章に対して「こういった経験を追加してほしい」と入力して、再度作成された文章に「このエピソードを追加してほしい」といったように、段階的に文章を作成したほうがより良い文章になります。



②ChatGPTで作成した志望動機の文章をChatGPTで添削する

ChatGPTは添削として利用することもできます。

以下のプロンプトで①で作成した志望動機を添削しましょう。


≪例≫

■指示書

あなたは採用担当者です。

以下の文章を内定を出したくなる志望動機の文章に添削してください。


■条件

・文章の誤字・脱字を修正してください。

・主語と述語の組み合わせが間違っている場合は修正してください。

・追加したほうがいい内容があれば教えてください。


■入力文

「①で作成した志望動機の文章」



このような詳細なプロンプトを設定することで誤字脱字の修正や文章を分かりやすくまとめてくれます。

こちらの作業も一度で多くの要素を詰め込まずに、段階的に条件を追加していくようにしましょう。



③文章に肉付けをしてオリジナリティを出す

ChatGPTが作成した文章をそのままコピペして使用してしまうとAIっぽさが出てしまいます。

文章の構成などは参考にしつつ、自分の情報やエピソードを追加してオリジナリティが出るように文章に肉付けをしていきましょう。


ChatGPTで作成してもバレない?

「ChatGPTを活用して志望動機を作成してバレないか心配・・・」と不安に思う方もいるかと思います。

たしかに、ChatGPTが作成した文章をそのままコピペして使用してしまうとAIっぽさが出てしまいますが、以下のポイントを押さえることでバレる可能性は低くなります。


・自分の言葉でブラッシュアップする

ChatGPTで作成した文章を参考にしながら自分の言葉で表現してブラッシュアップしましょう。違和感のある文章は修正し、具体的なエピソードがあれば追加すると文章がぐんと良くなりますよ。


また、ChatGPTが出した情報は間違った情報や古い情報が入っていることがあるので、正しい情報かどうか必ず確認しましょう。


・嘘は書かない

ChatGPTを活用して文章を作成する際、嘘のエピソードや経験を書かないようにしましょう。

嘘の経験を書いて良い文章が作成できても、面接で深堀りされた時に答えられず、採用担当者に不審に思われてしまう可能性があります。

選考通過の確立が上がることはありませんので、嘘は絶対に書かないようにしてください。


・個人情報や機密情報は入力しない

ChatGPTはオンライン上で利用されるので、入力された情報が学習データとして利用されることや入力した情報が外部に流出するリスクがあるため、住所や携帯番号など個人はもちろん会社組織で扱っている顧客情報、事業に関するノウハウなどの情報は入力しないようにしましょう。


まとめ

今回はChatGPTで志望動機を作成する方法を紹介しました。

ChatGPTを活用すればすぐに志望動機を作成することができますが、必ずしも完璧な文章とはならないので、うまく活用して効率化できる部分は効率化していきましょう。


(※こちらのコラムは2023年9月現在の情報です。)