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倉庫内軽作業に有給って存在するの?有給休暇についてのルールや取り方について解説

倉庫内軽作業に有給って存在するの?有給休暇についてのルールや取り方について解説

2022.10.24

「倉庫内軽作業って有給は取れるのだろうか?」


倉庫内軽作業の仕事に興味がある方の中には、このような疑問を浮かべている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


有給休暇は一般企業が取れるイメージで、倉庫での仕事では取れないのではと

考える人も多くいます。

また「有給休暇なんて、非正規雇用は取らせてもらえないのでは」と思っている方も実は多いです。


しかし、有給休暇は労働者の「義務」です!

たとえ倉庫内軽作業の仕事でも、正規でも非正規でも、取る権利はあるのですよ。


今回は、倉庫内軽作業は有給が取れるのか、そして有給休暇そのものについて

詳しく解説します。


倉庫内軽作業で有給休暇は取れるの?

倉庫内軽作業の求人を見ると、中には「有給制度あり!」といった記載がある

ケースもあります。

求人情報で嘘を書くことはありませんので、記載がある場合は有給休暇が取れると考えていいでしょう。


ただし、すべての倉庫内軽作業の求人に記載があるとは限りません。

応募や面接の際に、家の事情など休みを重視している理由を伝えた上で確認するといいでしょう。


有給休暇がない会社はあるのか

有給休暇は、労働基準法 第39条によって付与が義務付けられています。

そして2019年に働き方改革関連法施行され、使用者が労働者に年間5日間の

有給休暇を取得させることが決まったのです。

ただしこれは、年間10日間以上の有給がある人が対象となります。


有給休暇制度を設けていない会社は、労働基準法違反をしていることになるため、もし入社後に設けていないことが分かった場合は、労働基準監督署に相談しましょう。


アルバイトや派遣でも有給は取れる

勘違いしている方も多いのですが、有給休暇が取れるのは何も正社員だけでは

ありません。

アルバイト・パート・派遣社員・契約社員などの非正規社員にも、有給休暇を取得する権利があります。


非正規社員として倉庫内軽作業の仕事に就いたとしても、有給休暇を取得できる

権利はありますので、取りたいときは職場に相談して取りましょう。


有給休暇が勝手に消化させていた!?それは違法です

倉庫内軽作業の場合はあまりないかもしれませんが、お盆休みが有給扱いになっていた、閑散期にシフトを減らされた分が有給になっていたなどといった事態が

起こる可能性もあります。


有給休暇は労働者の都合に合わせて取得するものであって、会社側の都合で勝手に割り当てるものではありません。


労働者の意思とは異なるところで休暇を取ったり、労働者の知らないところで

勝手に取ったりすることは違法になります。


義務ではあるが取得は状況を考えて

労働者が有給休暇を取ることは義務付けられているとお話ししましたが、

好きなタイミングでいつでも取れるわけではありません。


倉庫内軽作業は、必ず繁忙期というものがあります。

扱う商品にもよりますが、7月からのお中元・11月からのクリスマスや年末年始

などはとても忙しいです。

明らかに忙しい時期に「仕事をしたくないから有給を取る」といった理由は通りません。


会社側にも、職場の状況や事情に応じて有給休暇を別の日に変えてもらう権利が

あります。

会社側から打診があり、状況的に取れない場合は別の日にしましょう。


なお、会社側にそういった権利があるないに関わらず、何も考えずに有給申請を

することは避けたほうがよいです。


倉庫内軽作業は基本的にシフト制です。

一日の作業量を考え、更にスタッフの希望も踏まえた上で組んでいるため、

自分勝手な理由で有給を取ると皆に迷惑がかかってしまいます。


急な体調不良や家庭の事情などで休んでしまった場合は、その分を有給として消化するのは構いません。

やむを得ないときは仕方ありませんが、極力忙しさや事情を考慮したうえで

取るようにしましょう。


有給が取れる倉庫内軽作業の求人の探し方

有給が取れるかどうかは、お伝えした通り求人情報を見れば書いてあることが

あります。

休日の欄の記載を見てみましょう。


また、求人サイトの検索画面には、フリーワードが入力できるところがあります。

「有給」「有給制度あり」などの文章を打って検索してみてもいいかもしれません。


もし記載がない場合は、応募や面接のときに確認してみましょう。


まとめ

有給休暇は、法律で取得が義務付けられているものです。

制度を設けていない場合は違法となり、また制度を形式的に設けているだけでも

いけません。

年間5日以上、労働者に取得させる必要があります。


ただ、労働者の多くは職場に気を遣ってなかなか取れずにいるのが現状です。

忙しい時期に取るのはいけませんが、状況的に問題なければ取ってかまいませんので、ぜひすすんで取ってきましょう。


そしてこれから倉庫内軽作業の仕事を探すという方は、有給休暇がきちんと設けられているか、有給休暇をきちんと取得できる職場かどうかを注目して探してくださいね。