【日勤編】倉庫内軽作業ってどのようなことをするの?1日の流れや仕事内容を紹介!
2022.11.21
倉庫内軽作業は、求人サイトなどでも良く見かける仕事です。
作業自体は比較的簡単なものが多く、未経験でも始めやすいため、年齢や性別関係なく人気となっています。
しかし、実際に働いたことがないと、どのような流れで1日働くのかイメージが
湧かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、倉庫内軽作業の仕事内容や1日の流れについて紹介いたします。
倉庫内軽作業の仕事内容
倉庫内での軽作業の内容は、主に以下です。
・ピッキング
・仕分け
・梱包
・検品
・荷下ろし、積み込み
・ラベル、シール貼り
ピッキングは倉庫内を歩きながら、リストや伝票をもとに商品を集めていく
仕事です。
スピードや正確性が求められます。
集めた後は、傷がついている・異物混入がないか確認する検品を行います。
几帳面さや正確性が求められる仕事です。
検品をパスした商品は梱包されます。
商品を段ボールや袋などに詰めていくのが仕事です。
梱包も、几帳面さや丁寧さが求められます。
詰められた商品は、仕分けという作業で配送先ごとに分けます。
機械で分ける倉庫もありますが、人間が行う倉庫もまだまだ多いです。
配送先を間違えてしまうと荷主へ届けるのが大幅に遅れてしまうため、
しっかり確認をしながら正確に分けなくてはいけません。
配送先ごとに分かれた段ボールや袋は、トラックへ積み込みます。
軽い・小さいものだったり量が少なかったりすれば手で積み下ろしを行いますが、物が重い・大きい、かつ量が多い場合はフォークリフトやハンドリフトなどを使用します。
フォークリフトなどは免許が必要です。
また、体力も必要となります。
体力に自信がある方、機械を動かせる技術(フォークリフトの免許など)を持っている方におすすめの仕事です。
積み込みが終わったら、後はトラックドライバーのお任せです。
また、積まれた荷物を下ろす「荷下ろし」という作業もあります。
荷物をトラックから下ろして、倉庫内に運びます。
他の軽作業としては、ラベル・シール貼りです。
商品ラベル・成分表示・洋服や雑貨のタグ・DMの宛名などさまざまなラベル・
シール貼りがあります。
座ったままできる作業で体力がほとんど必要ないため、女性の方に人気の作業
です。
倉庫内軽作業の1日の流れ
ピッキング・梱包・出荷業務などを行うある倉庫作業員の1日をご紹介します。
今回ご紹介するのは、日勤の場合です。
8:55 朝礼
9:00 1日の仕事内容の確認、メールチェック
9:30 出荷する荷物のピッキング
12:00 お昼
13:00 ピッキングした物の検品
15:00 検品を通過した物の梱包・出荷
16:00 入庫伝票と照らし合わせながら入庫作業
17:00 入庫した荷物を検品・仕分け
18:00 退勤
倉庫によって工程が異なることもあるため、たとえ同じ仕事内容でも
流れが違うこともあります。
また、勤務時間が短時間だったり、夜勤だったり変則的であっても変わってきます。
あくまでも参考としてご覧ください。
倉庫内軽作業をする上で必要なことは「体力」と「集中力」
積み込み・積み下ろしは体力が必要とお話ししましたが、ピッキングなど
他の作業でも必要となることがあります。
ピッキングの仕事では倉庫内を走り回ります。
検品作業でも、立ったままの状態でコンベアに乗って流れてくる商品を
検査するのが通常です。
そのため、倉庫内作業の仕事には、ある程度の体力が求められます。
ただもちろん、倉庫内作業のすべての仕事に体力が求められるわけではありません。
ラベル・シール貼りなどはそこまで求められませんし、倉庫内軽作業でも
小さい荷物を主に扱うところもあります。
体力に不安がある場合は、そういった作業・倉庫を選びましょう。
また、大きな荷物を扱う場合でも、作業内容によって体力の重要性は異なります。
更に、単純作業が中心のため「集中力」も求められます。
ピッキングも、商品を間違えてピッキングしないために、検品も傷や異物混入を
確認するために、集中力が必要です。
これら倉庫内の作業は、1つの工程でミスがあると倉庫内全体の作業がストップしてしまうこともあります。
もう一度イチから作業をやり直さなければならない、なんてこともあるため、自分が担当している工程はミスしないよう集中力を持って取り組まなければなりません。
特別な技術や知識が必要ないとはいえ、体力や集中力は倉庫内軽作業の仕事に
なければならない資質のひとつだといえます。
とはいえ、体力は仕事をこなすうちについてきますし、集中力も自然と
身につくため、あまり不安になる必要はないでしょう。
流れを把握して自分に合う倉庫内軽作業を見つけよう
今回ご紹介した仕事の流れは一例です。
倉庫によって別の工程が入る可能性もあるとはいえ、大幅に変わることもないため「だいたいこういう流れなんだな」ぐらいに思っていてください。
流れや仕事内容がわかっていれば、自分に合う求人も見つけやすいです。
ぜひ本記事を参考に、倉庫内軽作業の仕事を探してみてください!