トラックドライバーの給料・平均年収一覧!国土交通省の促進プロジェクト「トラガール」とは?
2021.01.25
トラックドライバー(運転手)の給料、年収の平均を出してみたのでご紹介します!
ドライバーに転職を考えている方は参考にしてみてください。
|普通・小型トラックの場合
平均給料31.6万円、年収に換算すると約415万円です。
|大型トラックの場合(10トントラック)
平均給料35.3万円、賞与を含んで年収に換算すると約454万円です。
【トラックドライバー(運転手)の男女別平均年収を出してみました】
|普通・小型トラック
(男性)419万円 (女性)327万円
|大型トラック
(男性)456万円 (女性)388万円
【大型トラックドライバーの平均年収表(年代別)】
年齢 |
大型 |
小型 |
25~29歳 |
408万円 |
389万円 |
30~34歳 |
439万円 |
414万円 |
35~39歳 |
454万円 |
454万円 |
40~45歳 |
476万円 |
439万円 |
46~49歳 |
481万円 |
451万円 |
50~54歳 |
471万円 |
434万円 |
55~59歳 |
456万円 |
410万円 |
60~64歳 |
387万円 |
349万円 |
【まとめ】
平均年収例を並べてみましたが、やはり男性ドライバーより女性ドライバーの給与が低い結果となりました。その理由としまして、管理職に男性が多い、勤続年数が長い女性が少ないことが考えられます。
女性のトラックドライバーは全国で約2万人、全体の約2.4%しかいないのです…。
アベノミクス効果や国の経済・国民の暮らしを支えるトラック運送業界ですが、中高年の男性ドライバーに頼っている傾向にあることから、中長期的に担い手が不足する問題がございました。それらを解消するため、国土交通省が女性トラックドライバーを「トラガール」と名付け促進プロジェクトがスタートしました。
先ほど、女性のトラックドライバーは約2万人、全体の約2.4%とお話ししましたが、大型免許を保有する女性は全国に13万4千人以上にのぼっており、ドライバーを職業の選択肢として考える女性は潜在的には一定程度見込めると考えられます。ですが、女性であることのみを理由に就職を断れたり、配送先等に女性用トイレが設備されていないといった声が多数上がっており、女性を雇うことへの経営者の意識改革や女性が働きやすい労働環境の整備、業界イメージの改善が課題となっています。
このため国土交通省が「トラガール」促進プロジェクトを始動し、女性が運転操作しやすい車両、トラックが立ち寄りやすいコンビニ、ガソリンスタンド、トラックターミナル、トラックステーションにおける女性トラックドライバーのトイレ使用について多数の応援企業の協力のもと働きやすい環境づくりが実現しています。
今後、性別での給与差異についても改善される未来も近いのではないかなと思います。