フォークリフトオペレーターの仕事内容とは?メリット・デメリットもご紹介!
2021.10.04
工場や倉庫などでよく見かけるフォークリフト。
人間の力では運べない物を、フォークリフトを使って運んだり荷下ろしなどをするためのものです。
そんなフォークリフトを手際よく操っているのが、フォークリフトオペレーター
です。
フォークリフトの資格は比較的簡単で取りやすいため、経験はないけど手に職を
つけたいという人は多くいます。
とはいえ、フォークリフトを使う仕事って実際どんなことをしているのか詳しく
知らない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、フォークリフトの資格を取ろうと考えている人のために、フォークリフトオペレーターの仕事内容や、メリット・デメリットを解説してきます。
フォークリフトオペレーターってどんな仕事?
フォークリフトオペレーターは、工場や倉庫内でフォークリフトを使って荷物を
積み上げたり、運搬や荷下ろしをしたりなどを素早く行う人のことです。
荷物を運ぶだけでなく、荷物を並び替えて整理整頓したり、製造作業の補助を
行ったりすることもあります。
どんな物を扱う工場なのかにもよりますが、大きな重量物を運ぶことも。
しかし例えどんな物であっても、正確かつ迅速に運搬など作業を行うことが
求められる仕事です。
荷崩れが起きないよう慎重に運転しなくてはいけないので、神経も使います。
また、荷物を積んでいる時は前方の視界が悪くなるため、時にはバックでの走行が必要となることも。
運転技術も要求される仕事といえるでしょう。
フォークリフトオペレーターのメリット
①未経験でも始められる
フォークリフトの仕事は、未経験でも募集している企業があります。
資格がなくても、入社後に取得のサポートをしてくれる企業もあるので、サポートを利用して資格を得て経験を積み重ねていけば、その企業にとって必要な人材へとなっていくでしょう。
②腕力がそこまで必要とされない
フォークリフトの運転だけなら、腕力は基本的に必要ありません。
そのため、最近では女性でも資格を取って現場で活躍している現状があります。
さらに、40代・50代と年を重ねるとどうしても体力が低下しますが、フォークリフトの仕事はそれでも務めることができます。
③人手不足だから将来性がある
フォークリフトオペレーターは今後も人手が必要となる仕事であるため
将来性はあります。
②でお伝えした通り、最近は女性でもフォークリフトオペレーターになる人が多いです。
荷物を自力で運ぶ必要のある倉庫内での作業と比べると、女性にもおすすめの仕事といえるでしょう。
④需要が安定している
フォークリフトオペレーターの仕事は、地方にもたくさんあります。
倉庫や工場だけでなく建設業や鉄工所、工事現場など幅広くあり、求人が比較的
安定しています。
やむを得ない事情で地方へ引っ越すことになったとしても、職に困ることはないでしょう。
また、転職しても資格があれば即戦力として重宝されます。
⑤活躍の場が多い
フォークリフトといえば、工場や倉庫内で働くことを思い浮かべますが、現場は
それだけではありません。
イベント会場・空港・産業廃棄物処理など重い荷物を運ばなければいけないような場所でも活躍できます。
⑥運転技術がアップする
フォークリフトオペレーターは、限られたスペースで素早く正確に荷物を積み下ろさなければいけません。
そのため業務に励んでいれば、どんどん運転技術が上達していきます。
フォークリフトオペレーターの応募要項には運転の経験や技術に関する項目もあるため、転職する際にも役立つでしょう。
フォークリフトオペレーターのデメリット
①単純作業が苦手な人には苦痛
フォークリフトは繰り返しが多い単純作業になりがちです。
そのため、単純作業や繰り返し作業が苦手な人にはデメリットかもしれません。
②荷物の落下や設備の破損
どんなに気を付けていても、フォークリフトで荷物を落としてしまったり、
フォークリフトで工場や倉庫などの壁に傷をつけてしまったりする可能性がないとも言い切れません。
基本的には損害賠償は会社側が払うもので、そのようなことが起きた時のために
保険に入っているものです。
しかし破損の程度によっては高額になってしまうと、重い責任を感じてしまうことがあるかもしれません。
③大事故に繋がる可能性もある
重い荷物を運ぶため、事故が起きた場合大けがをする可能性があります。
そのため、集中力・緊張感を持って長時間運転することになり、神経も使います。
事故の怖さはもちろんのこと、集中力が持たない人にとってもデメリットのある仕事だとといえるでしょう。
まとめ
今回は、フォークリフトオペレーターの仕事内容やメリット・デメリットについてお伝えしました。
フォークリフトオペレーターは人手不足であることから需要も高く、給与は
そこまで高くないものの安定した職業です。
倉庫内作業などであれば物流インフラを支える一役となるので、やりがいを持って働けるでしょう。
それだけ重要だからこそ、正確さやスピード、集中力、運転技術力が求められるため、経験をコツコツ積む必要があります。
仕事内容やメリット・デメリットだけでなくそういったことも考えた上で、
フォークリフトオペレーターを目指していきましょう。