転職活動が長期化する原因とは?解決策も合わせて解説!
2021.04.19
転職活動とは、長期戦になればなるほど大変です。
悩むことも増え、しまいには「もう諦めようかな…」となってしまうことも。
転職理由は人それぞれですが、何かしらきっかけがあって決断したはず。
人生を左右する重大な決断をして動き始めたのに、途中で諦めてしまうのは非常にもったいないです。
では、長期化を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?
今回は、転職活動が長期化する理由とその解決策について解説していきます。
●転職活動の「長期化」の基準とは?
そもそも、転職活動がどれぐらい長引いたら「長期化」に当たるのでしょうか?
一般的に、転職活動とは応募から内定までが1~2ヶ月、内定から入社までが
1ヶ月程度かかると言われています。
応募から入社までは、計3ヶ月ぐらいは見ておいた方がいいということですね。
ただし在職しながらの転職活動の場合は、面接に行ける日が限られており、
その調整などに時間がかかり3ヶ月を超えることもあるため、長くても半年ぐらいになることがあります。
よって、半年以上経ってもまだ決まらない場合は、転職活動が長引いていると考えるべきでしょう。
なお、そこまで転職を急いでおらず「いい会社が見つかったら」というように、
初めから長期化を考えて活動しているのであれば問題ありません。
●転職活動が長期化する理由と解決策
転職活動の長期化の基準をお伝えしましたが、自分の転職活動期間と比べてみて
いかがだったでしょうか。
ここでは転職活動が長期化する理由と、その解決策について解説していくので、
もし「自分は転職活動が長引いているな…」という方はぜひご参考ください。
転職活動が長期化する理由①:転職までのスケジュールが組めれていない
転職活動をする際、「だいたい1~2ヶ月で探して、3ヶ月目ぐらいで決める」
といったようなざっくりスケジュールだと、ズルズルと長期化する恐れがあります。
解決方法:
「●月に入社したいから、●月までには内定を取りたい。そのためには●月~●月で求人を探して…」といったように、逆算方法でスケジュールを決める方が
良いです。
その方が、効率よく取り組んでいけるため、長期化も防ぐことが出来ます。
転職活動が長期化する理由②:転職理由が明確じゃない
「仕事が楽しくないから辞めたい」「とにかく辛いから辞めたい」などが転職理由の場合は、転職活動が長期化しがちです。
なぜなら、「今の会社を辞めてでも、●●がやりたい」「別の会社で●●に挑戦したい」「スキルアップしたい」など転職先でやりたいことが明確でないため、
いつまでも自分が行きたいと思う会社が見つけられないからです。
そしてその転職理由の不透明さは、想像以上に企業側に伝わるもの。
書類選考が通らない、面接まで行くけど受からないという方はもしかしたら
「この人は本当にうちの会社に入りたいと思っているのかな?」と、入社意欲の
低さを見抜かれている可能性があります。
解決方法:
もう一度原点に帰り、自分が転職したいと思った理由や転職先でやりたいことなどを整理してみましょう。
転職活動が長期化する理由③:焦りが見えている
転職活動は長くても半年ぐらいです。
これ以上に長引いてしまえば、どうしても焦りが出てしまうもの。
そしてこの焦りは、本人にはそのつもりがなくとも、面接時に出やすくなります。
早く内定がほしいという思いは、一見入社意欲が高そうに見えますが、面接官からすると「この人のゴールは入社することなんだ」と思われる可能性があります。
解決方法:
早く入社したい思いを伝えることは大事ですが、早く入社して何がやりたいのか、どうしてその会社に入りたいのかをあわせて伝えるようにしましょう。
転職活動が長期化する理由④:謙遜しすぎる
焦りと同じように面接時に出やすくなってしまうのが、自信のなさです。
元々控えめで謙虚な性格だったとしても、「できると言い過ぎても…」と考え
あえて謙遜したとしても、その事実や考えを知らない面接官からすると
「この人は自信がないんだな」と捉えられてしまいます。
解決方法:
大きい態度を取るのはよくありませんが、面接では謙遜しすぎるのもよくありません。
だからといって、自分を大きく見せようとできないことでもできると言ったりなど、嘘はいけません。
どっしりと構え、自分ができることをしっかり、かつゆっくり話せば、やる気や
意欲が伝わり内定に繋がりやすいでしょう。
●まとめ
今回は、転職活動が長期化する理由と、その解決策について解説しました。
長引く理由はいろいろありますが、いずれにせよ焦りを感じている方は一旦立ち止まってみましょう。
そしてこれまでの転職活動を振り返り、この記事も読んでみて、原因を考えてみてください。
きっと、突破口が見えてくるはずですよ。