軽作業バイトはなぜ人気なのか?理由と仕事内容も併せてご紹介!
2021.01.25
何か仕事を始めようと思った時、気になるのは自分の経験やスキルですよね。
「パソコンは得意じゃない。かといって接客業は苦手だし、何ができるのだろう……」と悩む人もいることでしょう。
そんな方にこそおすすめしたいのが軽作業の仕事です。
男女問わず人気のバイトで、今は特にインターネットで通販を利用する人も増えているため需要が高まっています。
今回はそんな軽作業について、その人気の理由と仕事内容について
ご紹介していきます!
【軽作業ってどんな仕事?】
軽作業とは、荷物を配送先や種類別に分ける仕分け、商品を箱や段ボールに詰めていく梱包、渡されたリストを元に商品を集めていくピッキングなどがあります。
特別な資格等は必要ないものの、正確性とスピードが求められる仕事です。
仕分け
荷物を配送先ごとや種類ごとに仕分ける仕事です。
正確に仕分けることはもちろん、次の作業のしやすさを考えて仕分けした荷物を
どこに置くか考えながら作業するなど工夫が必要です。
梱包
商品を箱や段ボールに詰めていく作業のことをいいます。
重いものを最初に入れて軽いものを上に置く、商品が破損しないよう緩衝材を
詰めるといった工夫が必要です。
ピッキング
リストや注文書を見ながら棚にある商品を集める作業です。
正しい商品を正しい量で迅速に集めることが求められます。
また、時間短縮を考え効率がいいルートで回ることも重要となります。
検品
出荷する商品に欠陥や異物混入などがないかを確認する仕事です。
例えばお菓子メーカーであれば、割れているもの・形が整っていないものはないかをチェックします。
衣料品メーカーの場合は、縫い針の混入や汚れはないかを見ます。
シール貼り
商品にシールを貼る作業です。
値段が記載されているシールの他に、商品ラベル・成分表示・洋服や雑貨のタグ・DMの宛名などがあります。
座ったままできる作業のため、体力はほとんど必要ありません。
入庫
届いた商品を倉庫など必要な個所に移動させる作業のことです。
台車などを使って移動させることが多くなります。
これらの作業に対して売上ノルマはありませんが、作業量のノルマはあることが
多いため、いかに正確かつスピーディに作業を終えられるかが重要です。
後で詳しくお伝えしますが、軽作業は未経験でも始められたり、シフトの融通が
利いたりすることから人気が集まっています。
ちなみに、軽作業の仕事は軽いものを扱うことが多いことから「軽いものを扱う仕事」と思っている方もいますが、これは実は間違いです。
語源でいうと実は軽作業とは「簡単な作業」という意味の英語「light work」の訳語なのです。
「light」には「軽い」の他に「簡単な」という意味もあるため「light work」=「簡単な作業」を意味しているのです。
【軽作業が人気の理由】
①
未経験でも始められる
軽作業の仕事は、未経験OKのところが非常に多いです。
そのため、これまで軽作業をしたことがない人はもちろん、バイト自体初めて
という人でもチャレンジしやすいという点がメリットのひとつです。
初めてやる仕事というのは何でも覚えることが多く、慣れるまでは大変な思いを
することもあります。
しかし軽作業では覚えることは比較的少なめで、マニュアルも完備されていて
基本的にはイレギュラー対応も少ないです。
経験がなくてもハードルが低く感じられるでしょう。
② 人間関係の悩みが少ない
一般社会で生きていく上でどうしても避けられないのが、人間関係で悩むこと。
ストレスを溜めすぎて精神的に疲れてしまうと、立ち直るのに時間がかかる人も
いますし、人とのコミュニケーションが苦痛に感じるという人もいるでしょう。
そんな方たちに人気なのが、軽作業という仕事です。
軽作業は直接顧客と対面することなく、必要最低限のコミュニケーションのみで
後は黙々と作業をすることが多くなります。
人間関係にそこまで悩むことなく仕事に取り組めるでしょう。
③
プライベートを優先できる
軽作業の仕事は、シフトの融通が利きやすいこともメリットのひとつです。
お休みの相談もしやすかったり、短時間勤務がOKだったりなど、学業との両立も
しやすいですし、掛け持ちをする人もいます。
また、主婦の方にとっては扶養の範囲内で働けることも魅力です。
④ あまり体力を使わない
倉庫内での軽作業といえば、力仕事が多そうなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし軽作業で扱うものは小さく軽いものが多いので、体力に自信のない方でも
無理なく働けるでしょう。
⑤
服装・髪型自由
接客業や一般事務などは、人と接する機会も多いため服装や髪型に規定を設けているところもありますが、軽作業の場合は倉庫内での作業なので比較的自由です。
しかし、混入防止や作業の邪魔にならない目的から、ネイル・ピアス・イヤリングは禁止としているところが多いです。
比較的自由ではありますが、禁じていることもあるのでしっかり確認する必要が
あります。
⑥
理不尽なクレームを受けることがない
倉庫内での作業のため、一般のお客様から理不尽なクレームを受けることはありません。
倉庫内で必要最低限のコミュニケーションは取ることがあるものの、基本的には
自分のペースで仕事を進められます。
⑦
接客が苦手な人でもチャレンジできる
軽作業は直接対面しないため、接客が苦手な人でも始められる仕事です。
【まとめ】
未経験でもできる、プライベートが充実できる、接客が苦手でもできる……
などなど、軽作業のメリットを見ると、なぜ人気なのかが分かる気がしますね。
しかし、人気だからといって詳しく確認せず応募してしまうのは危険です。
同じ軽作業でも仕事内容が大きく違う場合もあり、求められる体力の程度も違います。
仕事内容が自分に合っているかどうか、しっかり確認した上で応募するように
しましょう。