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フォークリフトの種類と免許について知ろう!取得時の費用もご紹介

フォークリフトの種類と免許について知ろう!取得時の費用もご紹介

2023.08.28

物流や倉庫業界だけでなく、建設業や小売業など、幅広い分野で活躍しているフォークリフト。


フォークリフトには、「カウンターバランスフォークリフト」と「リーチフォークリフト」の2種類があることをご存じでしょうか。

給料が高くスキルアップもできるため、フォークリフトが運転できると転職には非常に有利ですが、どちらも運転するためには資格が必要です。

では具体的に、どういった資格が必要なのでしょうか?

フォークリフトの種類って?

一般的にフォークリフトと呼ばれるのは、下記2種類になります。


・カウンターバランスフォークリフト

座って乗るタイプで、最も一般的なフォークリフトです。

タイヤの角度が70度以上回るため、小回りが効きます。


・リーチフォークリフト

立って運転するタイプで、主に室内で利用されます。

タイヤが90度以上回ることができ、機動性がかなり高いリフトです。


今回は、フォークリフトの種類や資格、そして資格を取るための費用などをご紹介してきます。

フォークリフトの免許とは?

フォークリフトは、普通自動車の免許を持っていても運転はできません。

また、フォークリフトの場合は免許ではなく「資格」になります。

フォークリフトの運転資格は運搬可能な荷物の重量によって区分されており、最大荷重が1トン未満のフォークリフトを運転するためには、「フォークリフト運転特別教育」もしくは「フォークリフト運転技能講習」を修了することが義務付けられています。


最大荷重が1トン以上の場合は、後者の「フォークリフト運転技能講習」を修了することが義務づけられています。


これらを受講するだけであれば年齢関係なく誰でも挑戦できますが、実際にフォークリフトを使って業務を行うためには18歳以上であることが条件です。



●フォークリフト運転特別教育

講習の内容は、6時間の学科(フォークリフトの構造や取扱いに関する基本的な知識等)と、6時間の実技で構成されており、試験はありません。

費用は受講料やテキスト代、保険料などを含め15,000円~20,000円程度必要となります。特別教育受講後、最大荷重が1トン未満のフォークリフトに限り運転できます。



●フォークリフト運転技能講習

特別教育と同様、フォークリフトの構造や取扱いについて学んだり、実技などで構成されていますが、特別教育よりも所要時間は長くなっています。

基本的には学科科目11時間、実技科目24時間の合計35時間を修了することが必要です。

所持している免許により運転技能講習の科目が免除になるため、最短で2日最長でも5日で取得することができます。

費用は2万~4万円前後程必要になり、現在所有している自動車運転免許の所持状況で費用は変わります。

この講習を受け、なおかつ修了すれば(試験に合格すれば)全てのフォークリフトが運転できるようになるため、就職の際にも有利です。


そのため、最初から技能講習を受けることをおすすめします。

所持免許

費用相場

特になし

45,000円前後

自動車免許、大型特殊自動車(限定)免許所持者

40,000円前後

大型特殊自動車免許(限定除く)

自動車免許または大型特殊自動車(限定)免許所持者で1トン未満のフォークリフトの特別教育受講後3ヶ月以上の運転経験者

※特別教育修了証のコピー

事業主による3ヶ月以上の運転経験が証明できるもの

特定自主検査記録表の添付が必要

15,000円前後


ちなみに、求人欄の「要フォークリフト資格」とは、基本的にこの「運転技能講習を修了していること」を指しています。

フォークリフトの資格取得には「助成金」が使える!

費用は前章でお伝えした通りですが、助成金を利用すればさらに安く抑えることができます。

対象となる助成金は「教育訓練給付制度」の給付金で、以下の条件を満たしている方が対象。登録教育機関に支払った額の20%相当額が、ハローワークから給付金として支給されます。

所持免許

費用相場

在職者

受講開始日の段階で、雇用保険の被保険者期間が3年以上

(初めて受講する場合は1年以上)

離職中

受講開始日の段階で、離職日から受講開始までが1年以内、雇用されていた期間が3年以上

(初めて受講する場合は1年以上)


まずはハローワークに、受給資格があるか確認しましょう。

受給の確認ができたら、技能講習を申し込む際、申込書の「給付金制度利用」にチェックをしてください。

なお、給付金の申請時に必要な書類は下記の通りです。

・教育訓練給付金支給申請書

・教育訓練修了証明書

・領収証

・雇用保険被保険者証

・本人・住所確認書類


まとめ

カウンターリフトもリーチリフトも、乗れれば自分でできる仕事の幅がぐっと増えます。履歴書の資格欄にも書けますし、選べる仕事も増えるでしょう。

会社によっては、フォークリフト資格保有者には別途手当てを支給しているところもありますので、収入アップも望めます。

資格を取るには時間もお金もかかりますが、ちょっと頑張れば手に届く資格なので、ぜひチャレンジしてみてください!

受講を修了したら、翌日から1か月以内に管轄のハローワークに支給申請を行いましょう。



(※こちらのコラムは2023.8.28時点の情報です)