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転職活動は何ヶ月前から進めるべき?スケジュールの組み方やしておくべき準備について解説

転職活動は何ヶ月前から進めるべき?スケジュールの組み方やしておくべき準備について解説

2021.06.14

いずれ転職しようと考えたとき、気になることは「どれくらい前から準備をすれば

いいのか?」です。


転職は、やろうと思えば1ヶ月ぐらいで終わらせることも可能です。

しかし、あまりにも短期間で終わらせようとすると、焦りから満足のいく

転職ができず、結局また辞めてしまうことにもなりかねません。

ある程度余裕を持って、しっかりスケジュールを立てて進めていくことが

大切です。


今回は転職活動の準備について、その期間ややるべきことを詳しく解説していきます。


●転職活動は何ヶ月前にすべき?

転職ができるまでの期間は、だいたい6ヶ月といわれています。


自分の考えを整理して、応募準備をして、実際に応募して面接を受け、

内定をもらい、退職の手続きを行う。

最低でも必要な5つのステップをスケジューリングすると、以下の通りになります。


・求人検索、応募書類作成などの準備:2ヶ月

・応募~面接対策~面接:2ヶ月

・内定:1ヶ月

・引継ぎ、退職の手続き:1ヶ月

計6ヶ月


しかしこれはあくまでも目安であって、人によって異なります。

スケジュールより遅れたとしても、焦らず自分に合う仕事を探していくことが

大切です。


●転職活動は「転職するタイミングを意識すること」も大事

転職活動は、かかる日数だけでなくタイミングを意識することも必要です。

以下3つのタイミングを意識して、失敗しないスケジュールを立てましょう。


・入社時期を決める

・退職時期を確認する

・自分が考える入社時期から逆算して準備期間を決める


まずは、自分が入社したい時期を決めます。

特に希望がなければ、大まかな目安でもいいので決めておきましょう。


およその入社時期を決めたら、退職時期を確認します。

法律では退職日の2週間前までに申し出れば雇用契約の解除が可能ですが、できれば退職日の1ヶ月前までに退職の旨を伝えるのがベストです。

なぜなら、2週間前では引き継ぎが間に合わない可能性があるからです。


現職に迷惑をかけず、円満に退社できるよう準備しましょう。


入社時期と退職時期を決めたら、そこから逆算して転職活動の準備期間を

決めます。


それでは次から、期間ごとにどんな準備をすればいいのか解説していきましょう。


●半年前から準備しておくこと

・貯金

転職活動の期間は半年が目安とお伝えしましたが、半年以上かかってしまう人も

少なくありません。

長引けば長引くほど、応募書類の郵送代・面接交通費などもかかり続けます。

すでに退職の旨を伝えている場合は、もし退職後も決まらなければ、数ケ月間

収入がなくなります。

実家暮らしならともかく、一人暮らしをしている人や貯金があまりない人は、

お金の心配を第一にしてください。

今から少しずつでも無駄遣いを減らし、お金を貯めていきましょう。


・資格取得・スキルを身につける

もし今まで経験したことがない職種への転職を考えているのなら、必要となりそうな資格を取ったりスキルを身につけたりなど、自分の価値を高めておきましょう。

同職種への転職の場合も同様で、その仕事の知識を追求していきたいという思いが伝わり、好印象を持たれることもあるので、やっておいて損はありません。


・職務経歴の整理

採用の判断として最も大きな材料となるのが、履歴書や職務経歴書です。


特に職務経歴書は、履歴書のように職歴を箇条書きするのではなく、仕事内容や

勤務年数、雇用形態など一つひとつ詳しく書かなければいけません。

これをきっちり書き上げるのは時間がかかるものです。

かといって、適当に書かれた書類は意外と見てわかるため、即座に「不採用」の

烙印を押されてしまいます。


今のうちから、自分の職務経歴を整理し準備しておきましょう。


●退職3ケ月前から準備しておくこと

・転職サイト、転職エージェントに登録

この時期は、内定を狙いに行く時期です。

DODAやリクナビネクストなど大手転職サイトに登録しておきましょう。

自分の適性や強みを分析できるツールや、転職活動において役立つコンテンツも

充実しているのでおすすめです。


転職活動が初めての場合は、転職エージェントも登録しましょう。

エージェントは転職のプロなので、履歴書の書き方や面接のコツなど

プロの視点からアドバイスをくれます。

転職を成功させるための方法のひとつとして、登録しておいて損はありません。


・面接対策

たった20~30分の会話で人生が決まるといっても過言ではないのが、面接です。

転職エージェントには模擬面接を行うサービスもあるので、面接に苦手意識を

持っている人は特に対策をしっかり行っておきましょう。


ちなみに、面接で落とされやすい人の特徴として多いのは、コミュニケーション

能力が少し低いと感じる人です。


具体的には

・結論から話すことができない

・話が長すぎて何を伝えたいのか分からない

・質問されたことではなく、自分の話したいことばかりを話す

といったような人です。


どれだけスキルがあってたくさん資格があっても、面接がグダグダだと落とされてしまいます。


●退職1ケ月前前から準備しておくこと

・最終出勤日に向けた準備

この頃にはもう内定が決まって、上司に退職の旨を伝える時期です。

誰にどう仕事を引き継ぐのかしっかり相談し、退職日までに間に合うよう計画的に進めましょう。


そして意外と忘れがちなのが、最終出勤日にすることです。

挨拶をする時間を設けてくれるところが多いと思うので、何を話すか前もって考えておくと焦らなくて済みます。


また、必須ではありませんが、最終日には今までお世話になったお礼として

ちょっとしたお菓子を渡すのもおすすめです。

あまり高いものを持っていくと逆に皆が気を遣うので、3000円ぐらいで考えて良いでしょう。

また、食べやすさなどを考え小分けにされているものを選ぶのがベストです。


・社会保険の手続き

もし次の仕事が見つからないまま退職日を迎える場合は、健康保険や年金の

切り替え手続きをしなければいけないので注意しましょう。


次が決まった状態で退職日を迎えられるのなら、会社がすべて対応してくれるのでお任せしましょう。


●転職活動に時間がかかる理由

転職活動には、早く進めたくても進められないことがあります。

それは主に「企業側の都合によって決まるもの」です。

求人を見つけること、面接日程、退職手続き、入社時期は、どうしても自分で早めてこなせるものではありません。


求人は、探したからといってすぐ自分の希望が見つかるとは限りません。

面接日程は、企業側も忙しいため都合がなかなかつけられないこともありますし、お互いのスケジュール調整に時間がかかることもあります。

退職手続きも入社時期も、企業のルールや状況などによってかかる時間が変わってきます。


転職活動は、自分の都合だけでは進められないことも多いため、時間がかかるものです。

「転職したい」と思い始めたときから、少しずつでも準備を始めておきましょう。


●まとめ

転職活動を始めるとき「とりあえず転職サイトに登録しておけばいい」と勘違い

していたり、何となく「●月ぐらいに転職できたらいい」と考えていたりなど、

しっかりスケジュールを立てずに始める人は少なくありません。


しかし、転職活動ではやっておくべき準備がたくさんあります。

スムーズに活動し、スムーズに転職先を決めるためにも、今すぐにでも行動して

いきましょう。