トラックドライバーとして働きたい方必見!受かるための志望動機の書き方は?
2021.06.07
自分が働きたいと思う会社に応募するとなったら、必ず『履歴書』が
必要になりますよね。
一昔前までは履歴書は手書きが普通で、何社も受けるとなると
大変な手間でしたが、現在はパソコンで作成することが普通になってきているので、作成自体は楽になりました。
しかしそれだけ便利になっても楽にならないのが「志望動機」です。
履歴書は、学歴や職歴などはもちろん毎回同じいいですが、志望動機は毎回文章を考えなくてはいけません。
もちろんそれは、トラックドライバーの転職においても同じです。
そこで今回は、いつも必ず頭を悩ませる志望動機について、職種をトラックドライバーに定め、採用に1歩でも近づける内容を書くためのポイントをご紹介します。
●トラックドライバーの仕事内容とは?
一般的な仕事内容は、荷物を指定の場所まで届けることです。
トラックの運転はもちろんのこと、荷積み・荷下ろし、梱包や伝票作成などが
あります。
配送ドライバーの場合と長距離ドライバーの場合で見ていきましょう。
・配送ドライバー
配送ドライバーとは、個人宅、会社、店舗などに荷物を運搬、配送、集荷をする
お仕事のことを言います。
荷物は資材関係、食品や日用品から小包に至るまで様々です。
・長距離ドライバー
長距離トラックドライバーは、一般的に片道300km以上となる目的地まで荷物を
運ぶことを言います。
目的地が遠いため、勤務時間のほとんどを車中で過ごすことになります。
到着時間を守るため夜通し車を走らせることも多く、マイペースに働ける反面、
時間管理が大切となる仕事です。
●トラックドライバーに求められる適性
トラックドライバーが使用するトラックの大きさは、企業によって異なります。
また、取り扱うものやトラックによっては資格が必要になることもあるため、
応募する前に募集要項をしっかり確認し、志望動機を書く際の参考にしましょう。
①腕力や体力に自信がある
トラックドライバーには、腕力や体力が必要です。
なぜなら、運転だけでなく、荷物を積んだり下ろしたりなどの
作業もあるからです。
また、場所によっては駐車スペースや駐車時間が限られていることもあり、
荷物を持ちながら走って移動しなければならないケースも。
そのため、多少重いものでも運べるくらいの腕力と、重いものを持ちながらの
ちょっとした移動に耐えられるくらいの体力はなくてはなりません。
ちなみに、トラックドライバーは長時間座っていることもあるので、足腰が
弱りやすい傾向にあるため、トレーニングを欠かさず行なっているという人も
多いようです。
②資格を持っている
まずは大前提として、トラックを運転するためには絶対に「普通免許」が
必要です。
そしてさらに、中型や大型自動車が運転できる資格があれば、運転できる車両が
多くなるため重宝されます。
その他に、クレーンや玉掛の免許があると有利なことも。
③気長・安全意識が高い
トラックは普通の車よりも大きいため、車間距離をしっかり取り、死角に充分気を付けながら運転する必要があります。
また、法定速度もきっちり守らなければいけません。
こういった基本的なことを少しでも疎かにすると大事故に繋がる可能性があるため、今まで無事故無違反だったかどうかが重要視されます。
また、ドライバーの仕事は、配送先で待機があったり渋滞に巻き込まれたりと
いったこともあります。
そうして自分の思うように進まない時に、イライラしてしまう人は向いていないでしょう。
どんな時でも気長に待てるからこそ、安全運転はできるのです。
●トラックドライバーの志望動機の書き方ポイント
①持っている資格やこれまでの経験について書く
普通免許はもちろん中型や大型免許を持っているのなら、必ず書いてください。
経験があるなら、どういったことをしてきたのか・そこで何を感じたのかも詳しく書きましょう。
なぜなら、志望動機に資格や経験について記載することで、職務能力の高さをアピールできるからです。
特に中型・大型免許は業務に役立つケースが多いため、書かない方が損をします。
②企業や職種を選んだ理由を書く
運送会社は世の中にたくさんあります。
その中でも応募する企業を選んだ理由に加え、トラックドライバーという職種を
選んだ理由についても書きましょう。
③ コミュニケーション能力があることをアピールする
トラックドライバーは、顧客対応を行うこともあります。
接客・営業などコミュニケーション力が求められる職務経験がある場合は、
志望動機欄に書いてしっかりアピールしましょう。
●トラックドライバーの志望動機の例文
例①経験者の場合
私は現職で、自社商品をお客さまに配送するトラックドライバーとして働いております。
より多くの人と接する機会のある仕事がしたいと考え、物流業界大手の貴社を志望いたしました。現職では中距離を担当しておりますが、以前は長距離を担当していたこともあります。
運転免許は大型自動車免許、中型自動車免許、普通自動車免許を保持しております。
今後はこれらの免許と経験を活かして小回りのきいた配送サービスで、多くのお客さまの満足度の向上を図りたいと考えております。
また、人と接することが好きなので、コミュニケーション力には自信があります。
お客様に良い印象を持ってもらえるよう、業務に取り組んでまいります。
専門スキルがあること、中・長距離を経験した上で近距離でいろんな業務を担当できる企業への転職を考えていることがよく伝わる内容となっています。
例②未経験の場合
私はこれまでドライバーの経験はありませんが、これまでの仕事で得た経験を活かし、トラックドライバーとして働きたいと考え貴社を志望いたしました。
現職では、介護を必要とする方々を自宅から利用される施設までお送りする送迎ドライバーの仕事をしております。
送迎ドライバーとして地域を回る中で、今すぐには介護を必要としない方々でも
高齢のご夫婦世帯や一人暮らし世帯が多くあることを知りました。
その方たちは日々の買い物にも不自由しており、大変な思いをしている現実を知りました。そのような方たちの役に立てる仕事はないかと調べるうちに、貴社が高齢の方の個人宅へ食品を配送するサービスをされていることを知り、志望いたしました。
また、中型運転免許を活かし、産地から貴社への食品配送においてもお力になれると考えております。
高齢者の自宅訪問という業務で得たコミュニケーション能力は、個人宅への
配送業務でも十分活かせます。
また、なぜその企業を選んだのかが明確に分かる内容となっています。
●まとめ
志望動機には必ず、その職種や企業を選んだ理由、これまでの経験、経験を活かして何をしたいかなどを明確に書く必要があります。
免許があるなら職務能力のアピールになりますし、未経験であればなぜその職種を目指したのか分かる内容が書ければ十分採用は狙えます。
ぜひこの記事を参考に、トラックドライバーの仕事の採用を勝ち取ってください。