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物流の仕分け作業を効率化!デジタルアソートシステム(DAS)とは?

物流の仕分け作業を効率化!デジタルアソートシステム(DAS)とは?

2021.03.22

ネット通販の需要が高まっていることにより、効率よく作業を行わないと

回らなくなってきている物流業。

そんな中重要視されているのは、DAS(デジタルアソートシステム)という

物流ロボットなどの導入です。

自社の物流業務を改善させるため、いろいろ策を考えている方にとっては、

これはどのような作業を手助けしてくれるものなのか気になりますよね。


今回は、デジタルアソートシステムの概要だけでなく、導入する上でのメリット・

デメリットも合わせてご紹介していきます。


●DASとは?

DASとはDigital Assort Systemの略で、デジタルアソートシステムのことを言います。

デジタルアソートシステムとは、仕分け作業を誰でも簡単かつ正確に行うためのシステムです。

ちなみにアソートとは「仕分け」や「分類される」といった意味です。


仕分けをする商品を、ハンディーターミナルなどでこのシステムに認識させると、

仕分け先ごとに設置されているデジタル表示器に指示数(商品投入数)が表示されます。

その表示されている数字通りに商品を仕分け(投入)していくことで、効率よく仕分けができるという仕組みになっています。


●DASのメリット

・生産性が上がる

これまでは仕分けリストを見ながら商品を探して分けていくという方法が一般的で、

作業中は手が塞がりがちでした。

しかしDASを使用すれば、表示器の数字を見ながら作業するだけなので両手を自由に

使え、作業がしやすくなります。

また、「出ている指示に従って商品を投入する」という単純な作業になるため、

効率が上がり、生産性も向上します。


・ミスの予防になる

デジタル表示器に指示数が表示され、その指示通りに仕分けるため、商品を入れ間違えるなどのミスが減ります。

また、ランプの数字は見やすいので、数量の見間違いも防げるでしょう。


・作業が容易になる

ハンディーターミナルでバーコードをスキャンするため、商品知識は必要ありません。

そのため知識が無い人でも、その日初めて作業する人でも、簡単な説明を受けるだけで

すぐに作業に入ることができます。


●DASのデメリット

・導入にコストがかかる

デジタル表示器や設置の工事だったり、維持するためのお金だったりといった出費、

あとは倉庫管理システムとの連携も必要になるため、導入コストがかかります。

そのため、出荷量などを照らし合わせて検討する必要があります。


・ロケーション変更が難しい

ロケーションを変更する場合、当然デジタル表示器の設定を変更しなければいけないため、労力とコストがかかります。


・機械トラブルのリスクがある

機械に何らかのトラブルが発生し、システムが止まってしまうと、作業も止まってしまうことになります。

そのため、機械トラブルが起きてもすぐ対応できるよう、前もってマニュアルを整備しておく必要があります。


●まとめ

今、物流業界では、ネット通販の需要の高まりに応えるために、効率性・生産性を

高めようという動きが出ています。

そのため、ぜひ今回の記事を参考にして自社に合ったDASを導入し、作業の改善を

行いましょう。