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倉庫内作業の求人数は増えているの?求職者の現在の活動状況とは

倉庫内作業の求人数は増えているの?求職者の現在の活動状況とは

2021.11.08

新型コロナウイルスは、経済に甚大な影響を及ぼしています。

それは雇用にも影響しており、新卒・中途・アルバイトなどの採用中断や解雇を

余儀なくされている企業も多いでしょう。

2021年に入ってからは、緊急事態宣言が断続的に出てはいたものの、昨年ほどの

大きな打撃は受けていません。

そして2021年10月現在、少しずつ落ち着きを取り戻しているようにも見えますが、どこまで人材確保すべきか悩んでいる企業も多いかと思います。


今回は、倉庫内作業の求人数の現状や求職者の活動状況を見ながら、

今後のアルバイト採用の予測をしていきます!


倉庫内・軽作業の求人数は過半数超え

2020年8月末の情報になりますが、この頃は倉庫内・軽作業系は前年が求人数シェア69.3%、応募数シェアが73%となっていました。

それから1年後の2021年8月、求人数シェアが60.9%、応募数シェアが67.4%と

なっています。

前年同様どちらも過半数を超え、他の職種に比べると最も多くなっていることが

分かります。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000158.000004558.html


8月といえばお中元の時期であるため、倉庫内・軽作業系の求人数や応募数が増えたのではないかと推測されます。

これから年末に向かうにつれて今度はお歳暮の重要が高まるため、倉庫内・軽作業系の求人数や応募数は増えていくでしょう。

また、昨年に続きコロナの影響で自由に子供や孫と会えないことから、ECサイトでクリスマスプレゼントなどを注文する方がいることも予測されます。

ということは、ECサイト関連ニーズが増加することが考えられるため、倉庫内作業の求人数も増える可能性があります。


求職数は増加傾向にある

2021年に入ってからは、完全失業率が横ばいまたは減少傾向にありましたが、

8月時点で女性の完全失業率が上がっています。

引用:https://www.n-lights.com/nlplus/hrnews2020-0525/


また、株式会社マイナビが発表した「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(2021年7-8月)」の結果によると、非正規労働者の就労意欲が向上しています。

これは、ワクチン接種が進むことで求人数が増えることを期待して、求職者も求職活動に本腰を入れようとする人が増えたのではないでしょうか。

倉庫内の仕事に関しても、他に建築や土木も含まれているため正確な数字は分かりかねますが、前年に比べると3.3%上昇しています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001499.000002955.html


求人数が増加すると、求職者も増える。

そうなると起こるのは求職者間の「競争」です。

求人数増加への期待が膨らむ一方で、求職者間の競争が激しくなるのではないかともいわれています。

「条件に合った良い人材」はすぐに他に取られてしまう可能性があるため、企業側は早めに採用活動を再開したほうがいいでしょう。


属性別に見る求職者の動向

①学生

学生は2020年のコロナが始まって以降、自粛生活を余儀なくされたことで、遊びに行ったり実家へ帰ったりといったことができなくなってしました。

そのため、学業と両立させながらアルバイトをする明確な目的がなくなっていました。

しかし2021年7月以降は、前年同月比で求職活動の開始・就労開始が

増えています。

学生には、シフトの融通が効きやすい、時給が高めといった倉庫内作業は

もちろん、飲食業や販売業も人気であるため、ワクチン接種も相まって就労意欲が一気に向上したようです。


②フリーター

非就労者の就労意欲は2020年時点で9割超えでした。

コロナ禍に入ったことで、仕事がなくなることに不安を抱えるフリーターは増えたようです。

安定を重視する人が増えているため、最初は倉庫内作業スタッフとして入ってもらい、後に正社員になれるといった制度があると、応募が増える可能性があります。


③主婦

アルバイトの主婦がコロナ禍が原因で収入が減少したということもあり、

短時間正社員を希望する人が増えています。

そのため、倉庫内作業で募集をかけてもなかなか集められないかもしれません。

ただ、短時間正社員は高いスキルが求められるところもあり、ハードルが高いと

感じる人も多いです。

勤務時間や休みの調整がしやすいなど、主婦にとって働きやすい待遇で募集を

かけると効果が出る可能性があります。


軽作業を選ぶのは肉体労働系が多い

これまで工場や土木で働いていた人は、他の職種を希望している人が多くいます。

肉体労働という体力的にキツい仕事をしていた人は、コロナ禍をきっかけに自分の仕事を見つめ直すようになり、軽作業を選ぶ傾向があるようです。


倉庫内作業の求人数は今後どうなる?

2021年に入ってから、感染が少し落ち着いては再拡大、再停止、再開といった

サイクルを繰り返しています。

東京オリンピック後爆発的に増加はしたものの、2021年10月現在では少しずつ

落ち着きを見せています。

倉庫内作業は元々、ECサイトの需要増加から求人数が多くありましたが、今後は

以前のように安定して多く求人が出るようになるでしょう。

もし感染がまた増加したとしても、巣ごもり需要から求人数が大幅に減ることは

ないと推測されます。

ただ、感染を恐れて応募をしない、つまり求職者数は減るかもしれません。