倉庫内軽作業にピッタリの服装【男性編】
2023.03.06
倉庫内軽作業のお仕事は服装の規定が少ない事も多く、求人に「服装自由」と書かれていることもあります。
自由に服装を選べるのは魅力的ですが、未経験の方からすればそもそもどういった服装が適しているのかわからなかったり、“自由”だからといってあまりにも適していない服装で現場に行くと痛い目をみることもあります。
今回はどのような服装が倉庫内軽作業に適しているのかを紹介していきます。
・汚れてもいいものを選ぶ
ひと言で工場内軽作業といっても作業内容はさまざま。
倉庫や工場での作業となるので、膝をついたり、物を運んだりすることもあります。
商品が入っているダンボールが汚れている場合もあり、作業中に服が汚れてしまう可能性もあるため、服装を選ぶポイントとして汚れてもいい服を選びましょう。
・安全なものを選ぶ
倉庫にはたくさんの段ボールが並んでおり、狭い棚の隙間を行き来したり、人とすれ違うこともあります。
肌が露出しているとケガをする可能性もあるため、なるべく肌が見えない服装がおすすめです。
フォークリフトなどの運搬機器などに足を轢かれたり、重たい商品の落下から足を守るためにも現場によっては安全靴を着用しておくと安全でしょう。
・動きやすいものを選ぶ
倉庫内を動きまわるため、動きにくい服装だと作業効率が落ちてしまうため動きやすい服装がベストです。
安全靴を履くほどの現場ではなくても履きなれたスニーカーを履くようにしましょう。
・派手なものは避ける
装飾が付いているような派手な服装なども商品に引っ掛けてしまう可能性があり、ピッキング作業には向いていません。同様の理由でフードが付いているものも避けたほうがいいでしょう。
無地のTシャツで作業をしている人が多く、奇抜なものを着ていると浮いてしまう可能性もあります。
場合によっては外部の人が入ってくる場合もあるため、汚れの目立たない黒や紺などを選ぶと良いでしょう。
仕事中もおしゃれを楽しみたい場合は、先輩達の服装をチェックしたり、現場の責任者に聞いてみることをおすすめします。
倉庫内作業のおすすめの服装
・上半身
ほこりが汚れが目立ちにくい、色の濃い長袖の服がおすすめです。
またケガなどを避けるためにも長袖を着用し、暑いときは腕まくりをして対応すると良いでしょう。
通気性・保温性・伸縮性に優れているフードのないジャージもおすすめです。
・下半身
ケガなどを避けるためにも肌を露出する半ズボンは避け、季節を問わず、ケガをしないように長ズボンを着用するようにしましょう。
長ズボンを選ぶ時にも転倒や事故につながる可能性があるため、裾が広がっているデザインのものは避けましょう。
ジャージは動きやすいですが、持っていない人はチノパンや伸縮性のあるスキニーパンツもおすすめです。
・靴
前述したとおり、倉庫内を動き回るため履きなれたスニーカーが望ましいです。
また、紐がほどけたり機械に巻きこまれたりする可能性もあるため紐靴はなるべく控え、スリッポンやマジックテープのスニーカーなどを選ぶようにしましょう。
ケガや事故に備えて安全靴もおすすめです。
・腕時計、装飾品
商品に当たってしまう可能性があるため、作業中は外すようにしましょう。
時間を確認するために必要な場合もポケットなどに入れて使用することをおすすめします。
・髪色
現場によっては帽子やヘルメットを被るので全く気にしなくていい職場もありますが、帽子を被らない職場の場合は現場で浮いてしまったり、外部の人が入ってくる場合もあるため、金髪や極端な染髪にならないように注意しましょう。
どうしても明るい色にしたい場合は面接の時に確認するようにしましょう。
夏場・冬場の温度調整
倉庫内では、外の気温より暑かったり寒かったりさまざまです。
冬場に暖房が効いていても寒かったり、夏場に冷房が効いていても暑く感じる現場もあるので、上半身は脱ぎ着できるようにしておくと倉庫内の温度に合わせて体温調節がしやすく快適に過ごせます。
ピッキングなどの動き回る仕事であれば作業をしている間に体が温まってきますが、検品作業などの持ち場からあまり動かない作業であれば寒い現場では対策が必要です。
寒い現場ではネックウォーマーやカイロ、冷え対策の靴下、暑い現場では冷感タオルやネックサポーターなどもおすすめです。
また、夏場だけでなく冬場でも脱水症状を起こす危険性があるため、通年を通してこまめな水分補給を心がけましょう。
取り扱っている商品の品質管理のために温度を調整している現場もあるので、職場環境を事前にチェックしておきましょう。
まとめ
今回は倉庫内軽作業の仕事をする際の服装について紹介しました。
接客業ではないので服装や髪色が自由な現場も多く人気のお仕事ですが、倉庫内軽作業は動きまわるお仕事なので「服装自由」と書かれていても作業効率や安全のためにもシンプルで動きやすい服装がベストです。
分からないことがあれば面接などで確認しておいて、現場で困らないようにしておくと良いでしょう。