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ピッキング作業のコツとは?ミスなく効率的に行うための方法をご紹介!

ピッキング作業のコツとは?ミスなく効率的に行うための方法をご紹介!

2023.02.27

「ピッキングの仕事をしてみたいけど、テキパキ動けるかな…」

「ピッキングってどうやったら早く上手くできるんだろう…」


倉庫内作業の一つとして人気であるピッキング。

未経験でも始められるため応募時のハードルは低いですが、正確さとスピードが

求められる仕事のため、経験がないとできるかどうか不安に思うでしょう。


また、今まさにピッキングの仕事をしている人も、どうすれば効率よく動けるのか悩んでいる人もいらっしゃると思います。


ピッキングは、作業手法が複数あります。

それぞれに効率よく進めるためのコツがあるので、そのコツを掴めればスムーズにピッキングができるのです。


今回は、ピッキングの仕事を極めたい人に向けて、ピッキングを効率よく行うためのコツをお伝えします。


●ピッキングの手法は2つある

ピッキングのやり方は現場によって異なり、大きく分けて下記2種類あります。


・摘み取り式

・種まき式


摘み取り式とは、一つの配送先に対してピッキングを行う方式です。

別名ではシングルピッキング、またはオーダーピッキングとも呼ばれています。


摘み取り式のメリットは出荷までのスピードが早いこと。

逆にデメリットは、作業者が職場内を移動して商品を集めるため、移動距離が長くなり時間がかかることです。


一方、種まき式は一度に複数の配送先に送る製品をピッキングする方式です。

複数の製品を決められた場所に置き、後で配送先ごとに仕分けを行います。


種まき式のメリットは、複数のオーダーをまとめて取るため、移動距離が短く、

効率が良くなること。

逆にデメリットは全体の進行状況が見えづらく、突発的な追加注文が発生したときに手間がかかってしまうことです。


●ピッキングのコツとは?

ピッキングには2種類の手法があることはお伝えした通りですが、どちらにも

それぞれ効率よく進めるためのコツがあります。


摘み取り式のコツ

①最短ルートを考える

一つの配送先ごとに製品をピックアップしていくため、一件当たりの出荷量が

少なく基本的には一人で作業します。

指示書を見ながら一人で走り回ってピックアップすることになるため、最短となるピッキングルートを考えておきましょう。

また、製品の配置だけではなく、重さや大きさで最短ルートを考えるのもおすすめです。


常に最短ルートを移動できるようなスキルが身につけば、ピッキング担当者として重宝されること間違いありません。


②倉庫内の棚の位置や地図全体を把握する

製品の位置を覚えることができれば無駄な動きがなくなり、効率的にピッキングをすることができます。

時間も短縮でき、体力も必要以上に消耗しません。


しかし、倉庫内の棚の位置や製品の位置を把握するのはなかなか難しいです。

そのため、自分で倉庫の棚の配置図を作り、把握したものから書き足していく

といった対策を取ると良いでしょう。

作業中に書くのが難しければ、覚えておいて休憩時間になったらすぐ書き足したり、余裕があれば実際に歩いて位置を確認しながら書いたりなどをしても

良いです。


規模の大きな場所ほど、製品の置き場所や地図の把握が作業効率アップに影響するでしょう。


③歩きやすい靴を選ぶ

摘み取り式は、種まき式よりも移動距離が長め。

足を長時間使って歩き回り体力を消耗するため、特に靴の指定がないなら、

歩きやすい靴を選ぶことも効率化を図るコツです。

靴擦れしやすい靴や、クッション性の薄い靴などは体力的にも精神的にも

つらい仕事になってしまいます。

自分の足にフィットする疲れにくい靴を選びましょう。

また、休憩時間には足のマッサージも忘れないように。


種まき式のコツ

①確認作業を怠らない

種まき式は、同時に複数の配送先のピッキングを行います。

そのため頭の中が混乱してしまって違う製品を入れてしまう、同じ製品を

また入れてしまうなどのミスが起こりやすいです。

そんなミスを防ぐためにも、確認作業はしっかり丁寧に行いましょう。


②分からない時はすぐに聞く

複数の配送先のピッキングを行うからこそ「どこまで製品を入れたのか」

「いくつ入れたのか」といったことが分からなくなりやすいです。

複数あるからこそ優先順位も立てにくくなりがちなため、分からなくなって

パニックになりそうになったら先輩スタッフに聞くようにしましょう。

一人で悩んでいると、その分だけ時間が過ぎて行ってしまいます。

自分で考えることも大事ですが、いざという時は人に聞くことも大切です。


③日ごろからコミュニケーションを取る

種まき式は、製品の個数が多くなるためチーム制で行います。

担当エリアは決まっているものの、誰かが遅れていたらフォローに入ることもあるでしょう。

逆に自分が遅れていたら、ヘルプを出す必要があります。


そんな時、普段からコミュニケーションを取っていて仲を深めていれば、助け船を出しやすいですし、困っている人に声もかけやすいでしょう。

●ピッキング作業のミスをなくすコツ

ピッキングはスピードだけでなく正確性も重要です。
ミスが起こると作業効率が落ちたりクレームの原因にもなるため、できるだけ防ぎたいものですよね。

こちらではピッキング作業のミスをなくすコツについてご紹介します。

・作業手順の指示を守って作業する

ほとんどの職場では手順や注意点がマニュアル化されています。

マニュアルは最も効率よくミスが少ない方法で作成されているので自分のやり方ではなくマニュアルに沿って作業しましょう。


・JANコードでピッキング作業を行う場合は下4桁を指先確認

出荷指示書に記載されているJANコードのすべての数字を覚えるのは難しいため、まずは下4桁を記憶しましょう。

そうすることで指示書と棚を見返す手間が省けます。品物が見つかったらすべてのJANコードを指さし確認をするようにすると、ミスを防ぎながら作業効率も上げることができます。


・まぎらわしい製品名称を把握する

製品名称でピッキングするケースもあるかと思います。

なかには名称がまぎらわしい製品もあるので、しっかり把握するようにしましょう。


・ダブルチェックをする

「間違っていない」という自信があっても最後は必ずダブルチェックをしましょう。面倒に感じるかと思いますが、製品名称の照合や数量カウントのミスを防ぐためにはダブルチェックはとても大切な作業です。


・先輩や上司に確認する

作業になれるまでは焦らずに先輩や上司に確認しましょう。

出荷指示書に不明点があれば自己判断をせずに確認することがミスを防ぐ第一歩です。

素早く作業を行うスタッフがいれば確認する時にどこを見ているかを聞いてみるのも良いでしょう。

1人で作業をするイメージがあるかもしれませんが、スムーズにミスなく作業を進めるためには、日頃から職場の人とコミュニケーションを取っていることが大切です。


まとめ

ピッキング作業は経験がなくても挑戦しやすいですが、顧客が注文した

大事な製品を取り扱うことから責任は重大です。

入れ忘れがあったり、出荷が遅れたりなどのミスが発生すると、それだけ会社の

不利益にも繋がります。

まずはミスを起こさないことを前提に、正確に一つずつピッキングを行い、

その後で効率化するにはどうすればいいか?」を考えていきましょう。