パソコンの基本操作ってどこまで?使用するソフト別にご紹介!
2024.01.22
求人情報の応募条件に「基本的なPCスキル」と書かれているのを多々見かけることがあります。事務作業に欠かせないパソコンですが、一般的にパソコンスキルの基本操作というと、どのくらいのスキルを期待されるのか、ワード(Word)、エクセル(Excel)、パワーポイント(PowerPoint)別に紹介していきたいと思います!
ワード(Word)の基本操作
文書作成の際、入れる内容や文字量に応じて、メリハリのあるレイアウトの調整が印刷設定含めてできることが期待されます。
(例)文字サイズ・色・フォントの変更、均等割り付け、余白調整など
エクセル(Excel)基本操作
エクセルの基本操作でOKの仕事とは、売り上げなどの数字データの入力、入力された数字をもとに四則演算や平均などの計算を任されるものを含むことを考えましょう。
(例)セルの書式設定、四則演算、行や列の挿入・削除
集計関数(SUM・AVERAGE・MAX・MIN等)など
パワーポイント(PowerPoint)の基本操作
パソコンの基本操作の中にパワーポイントを含まないことも多いですが、使う仕事の場合は、プレゼン用に見やすいよう、スライド内の文字調整、画像などの貼り付けを担当します。
(例)文字サイズ・色・フォント装飾、画像などの貼り付けなど
履歴書にPC操作スキルを書く場合
履歴書や職務経歴書などで自身のパソコンスキルを伝える際は、出来るだけ具体的に自分が出来る操作の内容を記載しましょう。経験者は実際に担当した業務を簡単に記入するとより良いです。
■ワード(Word)レベルの記載例
・ビジネス文書の作成(社内資料、発注書、お礼状など)
・データや図形挿入を使用した資料作成
■エクセル(Excel)操作レベルの記載例
・文字や数字の入力、フォーマット調整
・四則演算、簡単な関数(SUM、AVERAGE関数など)を使用した計算
・グラフ、表作成
■パワーポイント(PowerPoint)操作レベルの記載例
・エクセルやワードなどのデータを用いた資料の作成
・グラフィック機能を活用した画像加工
職種別に求められるスキル
会社や部署によって異なりますが、職種ごとに求められる一般的なPCスキルについてご紹介します!
■一般事務
未経験やパート募集でもよく見かけるPCスキルは、Word、Excelの基本操作レベルであることが多いです。データ入力が多い会社では、入力の正確さやスピードをアピールできればプラスになります。
■営業事務
営業事務も多くは基本スキルが出来る仕事が中心で、八収書や見積書などの書類作成、営業担当が使用するお客様への提案資料の作成補助などを行います。会社によってはデータのピボット集計などを求められることもあるので経験があるとより良いでしょう。
■総務
社内の備品管理などはExcelで行うことが多く、簡単な入力や集計で対応できることが多いとされています。社内のメルマガや広報資料の作成を担当する際は、Wordなどで文字サイズや色、画像を貼る簡単なグラフィック処理ができると良いです。
■人事
社員の労務管理や税関連の手続き、社内研修などの資料作成を行い部署となります。専用ソフトを使用することも多いので、タイピングの速さや正確性が求められます。
■経理
経理は、会社のお金の流れを統括する部署のため、売り上げや購買にかかるデータ入力や集計などの記録作業、請求書や社内の報告書資料などを作成します。日々の経理処理に関する作業は、パソコンの基本操作で出来る仕事が多いでしょう。決算など報告資料に関わる場合は、ピボット集計などワンステップ上のExcelスキルや、プレゼン資料にまとめるPowerPointスキルが求められることがあります。
まとめ
パートの事務職などは未経験歓迎の求人も多いですが、このご時世、パソコンを使わない事務職はほとんどないとも言えるでしょう。だからこそ基本操作ができれば、ワンランク上の複雑な操作も仕事をしながら覚えられることも多いです。
いずれにしても、同じ職種でも会社によって任せられる仕事は異なるので、応募や面接の際にどのくらいのスキルがあれば問題がないか確認することが大切です。