【重要ポイント】物流業界への転職を考えている方向け!面接で注意する点とは?
2024.06.10
<転職を考えられている方へ>
現在、運送会社のドライバーへの転職を検討されていますか?
車の運転が好きだったり、昔から運転手に憧れていたり、給料の面でも今の仕事よりも魅力的だと感じる方も多いでしょう。
しかし、運送会社でのドライバーへの転職には、入社前に面接が必須となる場合が多いです。この面接で成功するためには、物流業界における面接のポイントを押さえておくことが重要になってきます。以下では、その注意点をいくつか紹介していきたいと思います。
押さえておきたい必須ポイント
<時間厳守>
面接の日程が確定したら、必ず時間通りに会場に到着するよう心がけましょう。
特に物流業界では時間厳守が求められることが多く、遅刻は良い印象を与えません。面接当日は余裕を持って移動することが重要です。
<忘れ物に注意>
面接に持参する必要があるものは、会社によって異なりますが、一般的には運転免許証や印鑑、そして履歴書が必要とされます。
面接前に会社のウェブサイトや連絡手段を通じて必要な資料を確認しましょう。準備を怠ると、信頼を損ねる可能性がありますので、当日の忘れ物には注意が必要です。余裕を持って事前に準備を整えておくことが重要ですね。
<身だしなみを整える>
面接時に、「普段の服装でお越しください」や「ラフな格好でお越しください」という指示がない場合、一般的にはスーツが適切です。
物流業界では作業着や制服を着ることが一般的ですが、面接ではフォーマルな服装が好まれます。ジャージやスウェット、寝間着のような格好は避け、きちんとした服装で面接に臨むよう心がけましょう。
<条件を詳しく確認しておく>
面接は、会社が従業員を選ぶのと同時に、従業員が会社を選ぶ場でもあります。一部の会社では給与や勤務条件を際立たせて求人を増やすことがありますが、実際に働き始めてから条件が異なるというトラブルも発生します。これを避けるためにも、面接時に気になる点について質問することが重要になってきます。
面接の時に実際どんなことを聞かれる?
<人事部>
異業種からの面接では、よく「チームとして働く中で、大切にしていることや工夫していること」について尋ねられることが多いです。
物流業界ではチームワークが不可欠なので、この点を重視しています。多くの人が「人に合わせて対応を変えていました」というような似たような答えをすることがありますが、具体性や論理的な回答がより好印象を与えます。具体的な例を挙げることで、相手に対して指示を明確にできるかどうかも重要です。
また物流業界は、荷物の取り扱いに注目されがちですが、実際にはさまざまな人とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築く仕事でもあります。また、残業についてもお話されることが多く、通常、月に10〜20時間程度の残業がありますが、繁忙期やセンターの立ち上げ時などは残業が増えることがありますなど、事前に説明される場合があるため、実際に働いた時とのギャップを無くすため質問や疑問があればここでしっかりと解決しておくことが重要です。
<管理職>
採用において「意欲」と「覚悟」を重視している企業も多いです。
候補者が持つ意欲や覚悟が長期的に持続するかどうかを見極めるために、面接では想定外の質問に対する受け答えや態度を注視しています。たとえば、前職での成果や功績を語る場合、その具体性を詳細に掘り下げたり、売上規模や出荷量、生産性などに関する具体的な情報を求め、候補者の誠実さや自信の程度を確認します。答えられない、あるいはごまかすような反応や、受け入れる姿勢のない態度の人は、採用の決定に影響してくる場合も多いので、素直に受け答えすることを心がけましょう。
重要なのは、正しい答えではなく、想定外の質問にどう対応するかです。率直に、「これは個人の成果ではなく、チームの努力の結果です」と誠実に答えることで、採用されたスタッフもいます。誠実な反応は、信頼性を示すだけでなく、将来のトラブルや困難にも対応できる能力や意欲を示すものです。
物流企業社員の自己PRのポイント
物流企業社員に向いている性格・適性としては次のようなものが挙げられます。
物流企業社員に向いている性格・適性
・社会を支える使命感が強い人
・ロジカル思考が得意な人
・正確で丁寧な仕事ができる人
・チームプレーヤーやリーダーシップの才能がある人
・体力や身体能力に自信がある人
・国際物流系の場合は語学力や異文化コミュニケーション能力がある方
これらの要素を自己PR内に織り交ぜ、物流業界に向いている人材であることをアピールするのが効果的でしょう。
たとえば、「学生時代に統計学を専攻し、ロジカルな思考を身につけました」や「アルバイトでチームリーダーを務めた経験があり、人をまとめることに自信を持っています」など自然に経験や実績を紹介することが重要です。ですが、無理に話を作ったり嘘をついたりすることは逆効果なので十分に気を付けましょう。
まとめ
以上、今回は物流業界への転職面接で気をつけるべき注意点や向いている人についていくつかご紹介しました。
この記事を参考に遅刻や忘れ物、身だしなみの乱れがないように心がけて、面接に臨んでいただけると幸いです。